ロード用の「チューブレスタイヤ」の交換手順と必要なツールをまとめてみました♪♪

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モタード用に使っている、スペアホイールにレインタイヤを履かせるために、はじめて、チューブレスタイヤの交換をやったので、交換手順のポイントや新たに準備したツール等の情報をまとめておきます。

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スペアホイールからスリックタイヤを外して、レインタイヤを装着する作業をしました♪♪

まずはじめに用意したのは、木枠ですw 「まずはそこから!?」って感じですし、「今まで使ってなかったの?」とも方々から言われました… 今までのモトクロスタイヤの交換では、タイヤを下に敷いて使ってたんですよねぇ…

というのも、実は、工作がスゴク苦手で、木枠を自分で作ると、絶対におかしなことになるし、どっかに売ってないかなぁとか思っていました。でも、さがしても、なさそうだったので、今回、タイヤ交換するにあたって、意を決して自作しました(^^;

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ついにタイヤ交換用の木枠を自作♪♪

やってみると、作り方は、いたって簡単。近所のホームセンターで2x4の木材(約38×89×1820mm)を400円弱で買って、40cm x 4本にカットしてもらいました。このカットを自分でやると、絶対まっすぐにならないので、ここはプロにお願いしましたw 
それと、このカットするサイズ(長さ)もいろいろ調べたのですが、あまり情報がでてないんですよねぇ… 困ったのですが、モタード用のブレーキディスクが350mmなので、それが内側に収まることを想定して、この40cmのサイズにしてみました。

次は、ビードブレーカーを使ってビードを落とします。ロード用のチューブレスタイヤはこのビードブレーカーを使わないと、ビードが落ちないので要注意です。

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ロードタイヤのビードを落とすには、このビードブレーカーが必要。

僕が使っているビードブレーカーは、マックさんがおススメしてくれた、「Unit E1010 ビードブレーカー スタンダード」です。某社のコピー品だそうですが、安いけど、サイズ感が良くて使いやすいですw これを使って、2、3か所、バコバコっと押し込むと、ビードが落ちます。ビードが落ちた後は、地道にタイヤレバーを使って、タイヤを外します。

元々ついていたタイヤが外れたら、今度は、新しいタイヤを装着するわけですが、この際に軽点は要注意です。モトクロスタイヤだと、装着するとき回転くらいしか見ないですが、ロードタイヤは軽点も要チェックです。前回の記事でも紹介しましたが、この空気を入れる口金の位置が一番ホイールが重くなる場所なので、そこにタイヤの一番軽くなる軽点をあわせることでバランスを取ることになります。

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タイヤについている黄色い印が軽点です。これと空気を入れる口金の位置を合わせます。

まず、タイヤとホイールの回転方向を確認した上で、軽点を口金と合わせてたら、後は、地道にタイヤレバーを使って、リムにタイヤをはめていきます。ビードが上がってくるとスゴク入れにくくなるので、ビードが上がらないように常に膝でタイヤを抑えながら作業しました。

最後は、コンプレッサーを使って、空気を入れておしまい、パンパンと2回、破裂音がしたらビードが上がって完了の合図です。

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コンプレッサーを動かすのに、発電機も用意、いろいろ準備が必要っすね。

実は、これも知らなかったのですが、普通のポンプ式の空気入れだと、勢いが足りなくてなかなか、うまく、ビードが上がらないそうです。また、小さい、コンプレッサーだと、今度は、タイヤを入れるのに十分な空気を供給できないということも起こるそうです… コンプレッサー選びも、いろいろ情報があり、どれにしようか迷ったのですが、「モノタロウのMCP-120オイルレスエアーコンプレッサー 12L」を購入しました。土日祝にモノタロウ製品のオーダーを入れると10%オフのクーポンがあるので、もちろん、それを活用です♪

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「MCP-120オイルレスエアーコンプレッサー 12L」写真は、モノタロウさんのサイトから拝借。

安いもので、タンク容量とポンプの能力を比べて探していたら、こちらにたどりつきました。 このセットには、バイク用の空気を入れるエアーチャックがないので、「ショートタイプ兼用型タイヤエアーチャック」を一緒に買っておくのがおススメです。

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「ショートタイプ兼用型タイヤエアーチャック」こちらも写真は、モノタロウさんのサイトから拝借。

僕は、コンプレッサーが届いてから、バイク用のエアーチャックがないのに気づき、近所のホームセンターで買ったら、高いうえに車用で、バイクには、スポークが干渉して、うまく使えませんでした… そのため、この「ショートタイプ兼用型タイヤエアーチャック」を別途、買うことになったので、エアーチャック選びも要注意っす。

なお、今回紹介したツール類は、すべて「桶川スポーツランド」さんなら、無料で貸していただけます。なので、いきなりそろえる必要もないかもしれないのですが、僕は、家でゆっくりタイヤ交換したかったので、最低限必要なものは揃えてみました。

といっても、今回、はじめてロード用のタイヤ交換をやったわけですが、モトクロス用のタイヤ交換ツールに加えて準備したツールは、「木枠」と「ビードブレーカー」と「コンプレッサー」の3点なので、この記事を参考に、それぞれのツールの選び方を間違えなければ、そんなにハードルは高くないかと思います♪♪ 実際、タイヤ交換の作業自体は、チューブレスなら、モトクロスタイヤと比べるとむしろ、チューブもビードストッパーもないので、簡単なくらいです♪♪

後は、いざ、サーキットで、レインタイヤを使うときに、「空気抜けてる~」とかないことを祈るばかりですw

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