15日の10時から翌2時にかけて、緊急手術をして、減張切開と創外固定を装着したわけですが、手術後、麻酔から覚めた後は、まったく寝ることができませんでした。
体にはあらゆる機材とチューブがついていました。心電図を計測しナースステーションに無線で送る機械、点滴、排尿チューブ等々
足は、こんな感じ
別の日に撮った写真ですが、緑の布をはがすとこんな感じ
手術後は、骨折した足も痛かったですが、体がほとんど動かせなかったので、腰もかなり痛かったです。写真では、骨折した創外固定しか写ってないですが、ふくらはぎの左側に25cmx3cmのキズがあり、手術直後は、その傷口を人工皮膚を使い覆ってありました。
この大きな傷口が、後々も面倒になってくるのですが、当初、毎日、緑の布をはがして、傷口を消毒していたのですが、20日に、VACという機械をつけることになりました。
先生は、バックバックというので、なんやかカバンか何かか?と思っていたのですが、しらべたら、このVAC(Vacuum Assisted Closure)というのは、日本語で「陰圧閉鎖療法」というらしく、 先生によると、むくみを減らしたり、2回目の手術の際におこなう、皮膚移植後に、皮膚がスムーズにくっつくなど、かなり効果的に治療ができるとのことでした。
しかし、何にビビったかというと、このVACという機材を取り付ける際に、患部をキレイに消毒する必要があるのですが、なんと、病院の手洗いに置いてある、「アライップ」という、ややふざけたネーミングのハンドソープを使って洗うのです!!!
自分のデカイ傷口が、ハンドソープでアワアワになっているのを見て、本当にビビりました。しかも、先生、手でゴシゴシと洗っちゃうし(T_T)
ぐぇ~ メチャクチャ痛かったです。
足の痛さもさることながら、傷口をハンドソープで洗うなんていうのは、まったくもって、想像外の展開でした…
その後、無事、このVACという装置を装着するのですが、4月20日に装着してから、5月8日に外すまで、約3週間、ひたすら、僕の傷口に張り付いてお世話になることになりました。
こいつのおかげで、足には常にチューブがついてるし、機材自体は重いし大きいので、便所に行くにも、看護師さんに手伝ってもらう必要があり、自分で動くという自由が奪われてしまったのです。
こんな感じで、血やら液を吸い出してくれます。
“左脛骨、腓骨を骨折 @ 「4月15日 Heros 第3戦(モトクロスビレッジ)」 【VAC装着編】” への1件の返信