スプロケ交換の速度比較シュミレーションをエクセルで作ってみた♪♪

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モタードで、アスファルトのサーキットを走行すると、モトクロスのようにフープスやジャンプがない分、幅が広いコースのラインどりとバイクのセッティングがタイムアップには重要で、いろいろ考えるようになってきました。前回の練習で、コーナーでのギア比がうまくあってなくて走りにくいような気がしたので、次の練習に向けて、スプロケセッティングについて、いろいろ調べて調整してみることにしました。
ホンダ CRF250R スプロケ
今回は、今まであまり深く考えなかったスプロケについて調べてみました♪

いろいろ調べる前に僕がスプロケセッティングについて理解していたことは、1)トップスピードを上げたければ、リアスプロケの丁数を落とすかフロントスプロケの丁数を上げる。2)加速を良くしたかったら、リアスプロケの丁数を上げるか、フロントスプロケの丁数を下げる。3)フロント1丁の変更は、リア3丁分の変更に相当。ぐらいです。 この知識に基づいて、モトクロス用の設定はリアを2丁上げたセッティングにしていました。

■バイクのスピードは理論で計算できる(*_*)
さて、今回調べたり教えてもらったことの一番の発見は、バイクの各ギアのスピードは理論上、エンジンの回転数、タイヤのサイズ、それにこのリアとフロントのスプロケ丁数の3つの要素で決まるということでした。
例えば、僕が乗っている12年式のCRF250Rは、標準はフロントスプロケが13丁、リアスプロケが49丁、タイヤサイズが100/90 19インチになります。この情報があれば、エンジンが10000回転した時には、理論上5速で92キロでるというのがわかります。 もちろん、現実的には空力抵抗やロスが発生するので理論上のスピードは出ないわけですが、逆に理論上の数字を超えることはないので、目安にはなります。 
また、逆に5速で74キロでていたとすると、エンジンの回転数は8000回転だということもわかります。これ、GPSの速度データと組み合わせると、コーナーリング速度と最適なギアの選択も見えてくるので、かなり面白そうです。さらに、回転数別の馬力データをみると立ち上がりでパワーのでるところをうまく使えているか?なんてのも把握できそうです。

モトクロッサー 馬力
13年式のデータですがCRF250Rは、10000回転以降はあまり馬力がでない

■フロントとリアスプロケと2次減速比の組み合わせが1つ目のポイント
こんなことを考えながら、TOYZ Racingのみなさんからもアドバイスをもらったのですが、セッティングする上で、まず、大事なことは、この2次減速比がフロントとリアのスプロケをどう設定したら変わるかを理解することだとわかりました。 「なるほど!」と思ったのがカズさんから教えてもらった、フロントxリアx2次減速比の一覧表です。 この順番で並べたら2次減速比の数値が徐々下がっていく組み合わせになるので、次にどの組み合わせを順番に試したらいいのか迷わなくていいですね♪

前後スプロケ組み合わせ一覧
カズさんのメモを参考に、モタード&モトクロス用のギア比も入れて作成。ついでに自分のCRF250R用にチェーンのリンク数も入れました。

■スプロケを変更した時の速度比較シュミレーションが簡単にできるようにエクセルで表を作ってみた
エンジンの中身のギアをいじらない限り、2次減速比の変更でトップスピードが変わることは理解したので、次は、スプロケを変更した場合の違いをわかりやすくできないものかと考えました。そこで、仕事でも使うエクセルで、一覧表を作り、フロントとリアのスプロケを変更した場合の回転数別の違いを自動計算で分かりやすく比較できる表を作ってみました♪♪

前後スプロケ組み合わせ一覧比較表
クリーム色で塗ってある部分に数値を入力すると、スプロケを変更した際の比較値を自動計算してくれます♪♪

↓エクセルファイルのダウンロードはこちら↓
スプロケ交換-速度比較シュミレーション.xlsx

エクセルファイルには、僕のCRF250R用のモタードとモトクロスのシートそれに空白のシートを入れてありますので、よかったら使ってみてください♪♪ 特にロックをしてるとこはないので、使いにくかったら使いやすいように改変していただければと思います。

理論や数字に振り回されるのもどうかとは思いますが、僕は経験もないですしど素人なので、少しでも足りない部分を補えればとw 引き続き、こんな感じであれやこれや、いろいろ試していきたいと思っています♪♪ これなら、バイクに乗れない時間も楽しめるし♪ ただ、根本的な技術や理屈の部分がわかってないのが大問題なのですが(>_<) さて、今週末も桶川へ行ってきます♪ 現実はどうなることやらwww

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