ゴール直前、もう少しで3位表彰台のとこ、ぶっ飛んでもうた~(T_T)
エビス戦に参戦してきました。結果は、予選4位、決勝5位でした。決勝、最終ラップ、3位走行中、残り10数秒でゴールとなる裏ストレートエンドのコーナーでハイサイドでぶっ飛び…
そこで頭を強打、立ち上がったら、フラフラしてまっすぐ歩けないし… そこから、なんとか復帰しての5位でした。

マックさんはじめ一緒にレースしたTOYZ Racingのみんな、雨のなかせっせと洗車やレース前の準備、サポートしてくれたワダさん、シトミ君、遠方のエビスサーキットまで応援にきていただいた皆さん、ありがとうございます! 本当に感謝感謝です。
猛者が多くて学びも多かったエビス戦
今回のエビス戦、気がつけば、猛者が集まるS2クラスとなり、その中で一緒に走ることで、個人的にはメチャクチャ学びのあるレースとなりました。(結局のところ、全日本はどのクラスもどのレースも猛者だらけなんですが…)
すぐ目の前でスゴイ走りを見て、「そこでそんなにアクセル開けるんか!?」とか、「そこ、そんなスピードで突っ込んでいけるんか!?」とか、「えぇ、そのライン、そのスピードでいけちゃんですか!?」 とかとか、そりゃ、1周で2秒も3秒も離れるわけです…
でも、今までだと、一瞬でちぎられるので、まったく、違いを知ることができなかったですが、今回は、ほんの少しついていける瞬間があったので、特等席で見ることができ、超ラッキーでした♪
ただ、せっかくの気づきも、GoPro動画(ほとんど泥で見えない…)を確認すると全く生きてない… まだまだ、自分が身に着けるには、練習が必要ということで(^^;
やっぱり雨でも楽しいモタード
今年のエビス戦は、土曜の朝から雨で、そのなかでの練習走行から始まりました。チームメートでも雨なので練習しない組と練習する組にわかれましたが、僕は当然、練習する組♪ せっかくのバイクに乗れる日なのに、乗らないなんてもったいないw しかも、ダートもあるし♪
サーキットの方は、レース後のコース整備が大変だと思うのですが、雨のなか、ダートを走らせていただけるなんて、本当にありがたい話です。サーキットの運営の方に感謝感謝です。

雨のセッティングも去年、雨の茂原ツインサーキットをだいぶ走っているので、その時に走りやすかったセッティングにしたら、ばっちり♪ 自分でも、こんなセッティングで走ってたっけ!?と、半信半疑だったのですが、一応、メモを見てそのセッティングを信じてやってみました。(基本、自分が信用ならないwww)
同じCRF250Rでも年式が違うバイクに乗り換えると、セッティングデータを一から取り直しになるので、なかなか、すぐにバチっと走れるようにはならないですね… セッティング能力が高い人だと、すぐにその場でセッティングだせちゃうのかもしれないですが。僕はそんな能力も経験もないので、時間が掛かるわけです。

今回、雨のダートありのレースって実ははじめて走るんじゃないかと思うけど、ムチャクチャ面白かったです。路面がシャバシャバなんで、フロントが流れていくけど、アクセルを開けていけば、安定した状態で走っていく感じがすごくよかったです。ちなみに、雨の下りダート、トップスピード60キロを超えていました(*_*) 自分でも頭オカシイんじゃないかと思いますwww
決勝では賭けの前後スリックを選択
午前中の予選までは、完全なレインコンディションだったのですが、午後から急速に路面が乾き、コンディションは全面ドライです。全日本S2の前に、エリアの決勝があったのですが、そのクラスの選手は、前後レイン、フロントレインにリアスリックの選手が走っていました。
そのなか、僕は、路面は、どんどん乾く方向で、ダートに水が残っているのが心配なものの、コースの8割はターマックだし、みんなと同じじゃ、実力的には前にでれる可能性も少ないわけで、賭けで前後スリックで決勝にでることにしました。

ただ、ターマックも大雨の後に乾いたコースなので、コース全体に、砂というか土を引っ張っているので、スリックタイヤもリスクは高い状況です。あと、性格的にぶっつけ本番に弱いのも、急な変更はリスク(^^; それでも、ダメ元で、やってみようということで、前後スリックを選択しました。
結果的にはスリックタイヤで大幅なタイムアップできなかったのですが、特に、むずかしくなったのがダート。ライン選択とアクセルの開け始めで気をつかう点が増えたので、明らかにタイムダウン。ターマックは走りづらさはそれほどでもなかったので、全員スリックを選択していたら、いつものレース展開で猛烈に置いていかれた可能性も十分ありますね(^^;
日ごろの生活や仕事にも通じるメンタル面でも学びが…
今回のレースの学びは、走らせ方以外にも、メンタル面もありました。ラスト1ラップのサインボードを確認した時点で3位走行。あと、1周終われば3位で表彰台。ただし、後ろはビッタリ貼り付いている感じです。
なんとか、一番リスクのあるダートセクションとその出口をやっつけて、裏ストレートを走ってるときに、「後は、この裏ストレート出口の左コーナーをぬけて、小さいクネクネを下って最終立ち上がればレース終了で表彰台だ~」。みたいなことを考えて、裏ストレートを急いじゃったんですよねぇ…
で、結果、裏ストレート後の左コーナーへ、オーバースピード気味で突っ込み、フルブレーキング状態から、ムリにリアをスライドさせながら、ラインへ乗せようと左へ曲げようとしたら、見事、耐えきれずハイサイドでぶっ飛び~…

あぁ…なんでココで~!? と思った次の瞬間、後頭部を強打。体は痛くなかったのですが、立ち上がろうとしたら、フラフラしてまともに歩けない… はぁ…
なんとか、バイクまでたどり着きバイクを起こして、再始動。そこから、クネクネを下って、ゴールまでたどり着いたので、DNFは免れました。ホント、応援してくれていたみなさん、大変申し訳ないです。
余計なことを考えず、心を落ち着けて、平常心を保たないといけないところなのに、間がさしてしまい、やらかしてしまいました…
いい年してええ加減学べよ~とか思いますが、まだまだ、チャンスはピンチの裏返し、チャンスだからこそ、平常心を保てるようにしないとです。
これは、バイクだけじゃなくて、日々の生活や仕事でもまったくその通りだし。あらためて、日々、いいこと、チャンスが来ても、慢心しないよう、常に平常心を保ち自分に気を付けようと思った次第です。
結果的には、ほぼ実力どおり!? DNFじゃないだけ、ラッキー♪
考え方の問題ですが、自分が3位を走っていたのも、圧倒的に僕より実力がある佐々木選手と大場選手が絡んで転倒してたためで、僕の実力でもないんですよねぇ… で、結果、転倒して5位だったので、リスクを取ってスリックでいって、ゴール直前まで3位で走れたけど、結果は、ほぼ実力どおりに落ち着いたという見方もできます。
見ていた人は、僕がハイサイドで結構、豪快に飛んでいったので、危なかったと言っていたので、ケガして、DNFにならなかっただけ、大ラッキーだったと考えます。まだ、神様は僕にバイクを続けていいよと言ってくれているみたい♪

まとめ
こんな感じで、美浜でも決勝で転倒、エビスでも決勝で転倒と、今年は決勝で転倒続き… でも、去年のエビスは、練習走行で前転ぶっ飛びで、DNFだったことを考えたら、ぶっ飛んでも、ゴールできた今年は成長!?
ということで、今年はレースの決勝で転倒が多いので、今後は、精神的にギリギリになっても平常心を保てるように、メンタルを鍛える方法を探さなきゃです。
レースについては以上のとおりですが、後は番外編で、今回、ケガから体をまもってくれた装備の話なんかもまとめようと思います♪♪