【モタード】ケガを防ぐ、スーパーモト用の装備&プロテクターまとめ

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ケガがなかったのはしっかりした装備のおかげ

エビス戦、裏のストレートエンドの左コーナーのハイサイドで、見てた人からは、ヤバいぐらいぶっ飛んだとのことでしたが、手も足も特に痛いとこないし、軽い脳震盪以外はダメージがなかったとか、自分でも信じられないです。

今回、ちゃんとした装備をしててよかったなぁとあらためて実感したので、自分でも過剰装備じゃないかとは思わなくもないですが、これからモタード始める人や、装備の購入、更新を検討している人の参考になればと思い、現在、使っているモタード用の装備やプロテクターについて、まとめておきます。

エビス戦、転倒一発で、ギタギタになったヘルメット「SHOEI VFX-W」。記憶を飛ばすほどじゃなかったけど、転倒直後は、まともに歩けなかった… 

良いヘルメットはもちろん、ネックブレースも大事!

大前提として、大ラッキーだったからというのはありますが、それでも、軽い脳震盪で済んだのは、ヘルメット、ネックブレース、ツナギ、脊椎パッドといった各々のしっかりした装備のおかげだとも思っています。 特に、ネックブレースは、今回の転倒でもかなり削れていたのですが、首への衝撃に対して可動域を抑え、力が首に集中するところを適切に分散してくれるということで、非常に効果的だったと思います。 

さらにギタギタに削れた、ネックブレース「リアットGPX5.5」。うまく衝撃が分散されたからか、ムチ打ちにもならなかった♪

プライドワンのモタード用ツナギは、ネックブレース、ニーブレースも対応

革ツナギ(レーシングスーツ)に、モトクロス用のネックブレースを装着しようとすると、背中のコブが邪魔になり装着できないです。そのため、ネックブレースをしようとすると、ロード用ツナギ対応の製品を別に買う必要があります。

でも、プライドワンのモタード専用モデルのツナギだと、コブの裏にポケットがあり、モトクロス用のネックブレースを無理なく装着することができます。

プライドワンのモタード用ツナギは、背中部分にネックブレースを差し込める、ポケットがついています。この下に脊椎パッドが入るので、首に掛かる負担を分散してくれます。

また、プライドワンの和田さんに教えてもらったのですが、ネックブレースを使う際は、脊椎パッドも大事で、ここがしょぼいと、結果、首への衝撃は守っても、その衝撃が、背骨(首の下、ネックブレースの後ろ側のベロの部分)に行くだけで、そこもちゃんとした装備で守る必要もあるということです。

プライドワンのワダさんが、モタード用ツナギの特徴をわかりやすく説明してくれてます♪ (説明に使われているのは、僕のツナギ♪♪)

最近は、モトクロスですら、ネックブレースをする人が減ってきていると聞きますが、僕自身は、アマチュアライダーだからこそ、ターマックを走る際でも絶対にやっておいた方がよい装備だと思います。

ニーブレースは長年愛用の「POD MX K8」

このブログにも何回か書いていますし、上に紹介したワダさんの動画でも説明されていますが、僕は、ツナギの下には、ニーブレースも入れています。学生時代に、右ひざじん帯を2回痛めて、手術せず放置したので、今でも歩くだけで、膝が外れることがあります(^^;

POD MXのK8
かれこれ4年以上愛用している「POD MX K8」買った当時は高いかなぁと思ったけど、長年愛用して、ケガもしてないし、元は取りましたね♪♪

なので、僕にとっては、転倒した際のねじれ対策はもちろん、ライディング中に膝を安定させるためにも必須の装備です。 たま~に、ニーブレースしていても、ライディング中に膝が外れることがありますが、その時は、停まって、膝を入れるしかない… レース中にはなったことないけど、レース中だとサイアクですね(>_<) 

大腿と尾てい骨を守る、「Alpinestars – Bionic Freeride Shorts」

膝のケガを防ぐ意図で、ニーブレースをすると、ニーブレースがテコになって、大腿骨を折るというケースもあったりします(>_<) そういうこともあり、大腿骨や、腰骨の下の方から尾てい骨のプロテクションを強化するということで、プロテクションが高くなりそうなパンツも履いています。

お気に入りの「ALPINESTARS – BIONIC FREERIDE SHORTS」、廃盤になったら困るので、予備も含め2つ持ってますw

こんなの履いたら、お尻から来る、バイクの動きがつかみにくくなると思いますが、安全優先です。意外に廃盤にならないので、ニーズはあるんだと思います。日本では売ってないと思うので、BTO sportsで購入してます。

脊椎パッドにチェストプロテクターを追加

脊椎パッドは、何が良いのか良くわからなかったですが、マックさんに相談して、できるだけ、長くて、動きやすそうなやつを探し、「ダイネーゼのMANIS D1」にしました。これに、モトクロス用のチェストプロテクターを追加しています。

ダイネーゼの脊椎パッドとJTのチェストプロテクター(ツナギにもチェストプロテクターは入っているのですが、モトクロス用の方がカバー範囲が広いので)

チェストプロテクターについては、本当は、もう少し脇腹付近をプロテクトできると良いなぁとは感じています。モトクロスの場合、転倒した際、ハンドルが脇腹に刺さり、内臓を傷めるケースがあります。そのため、最近のモトクロス用のブレストガードも、脇腹のガード性が向上する傾向です。実際、僕も知り合いが腎臓をやってしまい、大変な目にあったので、今の装備では脇腹のガードが弱いのが課題だとは思っています。

まとめ

自分でも、ここまで、プロテクションを入れると、動きにくくなると思いますが、何より安全優先。これだけやっても、大丈夫な保証はどこにもないですが、それでも、少しでもケガを防ぐ、抑える可能性は高くなるので、練習の時もちゃんとした装備で練習しています。

今回の転倒だって、一発で、キズ一つなかったレース本番用のヘルメットがまた使えなくなるのは、お財布的にはイタイ… でも、万が一、頭や首をやらかしたら、レースを続けるどころか日常生活も大変になるわけです。

そう考えると、あらためて、今回も、大きなケガにならなかったことに感謝しつつ、引き続き、装備はケチらず、しっかりした製品を使おうと思った次第です。

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