1年以上ぶりのレース参戦はキビシイ結果
6月12日にエビスサーキットで開催されたSMJスーパーモト全日本選手権のS2クラスにTOYZ Racingの楽しい仲間たちと参加してきました♪ レースに参加するのは去年4月に参戦した茂原戦以来です。 そして、結果はヒート1もヒート2も9台中の9位ということで2ヒートともビリというキビシイ結果…
自分なりには、ケガすることなく、予選タイムアタックからヒート2までベストラップを着実に詰められたこと、レース後にはジンギスカン食べ放題と温泉をチームメンバーと満喫して、無事に家まで帰ってきたので良しとしよう!

何はともあれ、無事にレースを終えられたのも谷中さんやツバサ君、ワダさん、チハルちゃん達サポートメンバーやはるばる応援にきてくれたよっちゃん、TOYZ Racingのメンバーのおかげです! ありがとうございました!!
今年の全日本S2クラスは参戦してあらためて実感したけどいつもに増してレベル高~い! 上位の3人が異常に速いしいいレースして目立つけど、中盤以降のライダーもそれぞれしのぎを削って頑張ってるし、ビリの僕でもヒート2のレースではベストラップだけ見るともう少し頑張れとは思うけど、まったくどうにもならないクソタイムでもないんだけどなぁ… とはいえ、まずは全日本のレースに参加して、ケガもトラブルもなくチェッカーを受けてリザルトに名前を残せたことに感謝です。
次に参戦するレースはもう少し期待&サポートにお応えできるようしっかり準備して臨みたいところ。 まず大ケガしない(^^; (7月以降に去年やらかした鎖骨の抜釘手術があるんで、しばらくバイクお休み~…)
ということで前日練の様子からレースを振り返ってみたいと思います。
前日練はドライコンディションでゴキゲン
今回のレースは、久しぶりの参加だったけど、前日の夜中にエビスサーキット近くの岳温泉のホテルで素泊まり。寝るだけだったけど夜11時についてスグに24時間開いてるお風呂に入れたし、布団の上でしっかり寝られただけでもゴキゲン。

そして、岳温泉神社にお参り後はエビスサーキットの入口でチームメンバーと合流。レース前日の練習走行に参加しました。このエビスの練習走行は、20分x4本で5000円と格安だと思います。ライセンスなくてもチャレンジプロの枠なら走れるので、ターマックとダートありのコースを走ってみたい人にはおススメです。僕もエリア戦に参戦する前にこの練習枠で走りました。
前日の練習走行は、当初は雨予報でしたが結局1日ドライで気持ちよく走れるゴキゲンなコンディションでした。とはいえ、バイクはマックさんにパリッと仕上げてもらったのに、自分はパリッと走れない感覚で困りました… 久しぶりの全日本参戦だしまわりはメチャ速いし、完全に雰囲気にのまれていました。とはいえ、ここで無理してぶっ飛んだり、翌日のレース本番でグロッキーだと意味ないので、早めに車検準備をして前日練を終えることに。少しは大人になった?
そして、練習走行後はエビスでの楽しみの1つ「和風ファミリーレストランまるまつ」へGo♪ TOYZのメンバーは、まるまつはエビスの練習走行後に良くいく定番のお店で、東北地方(栃木にも少し)にあるファミレスでなんせ安いしうまい!! レース前なのに毎回食べすぎるのでホント要注意w
レース当日、結局、雨降るんか~い!
降る降ると思ってた雨もレース当日の朝までほとんど降らず。前日に雨を見越して新品レインタイヤで用意していたのに、朝一のコースコンディションはどうみてもドライ。そして天気予報に反して1日持つかもなぁ、ということで朝から新品スリックタイヤに交換することに。前日から僕は、「雨でしょ~」、マックさんは「イヤイヤ雨降らないでしょ~」とやりとりしてたんですが、結局、朝のコンディションを見た僕からしたら、「雨、降らないんか~い!?」という気分でした…
そして、ドライ用のホイールには前日練で使った中古タイヤが入ってたので、朝から新品タイヤに交換しなきゃとボチボチ作業してたら、今回TOYZ Racingのヘルパーで入ってくれたヤナカさん(全日本ライダー)が作業を変わってくれてあっという間に交換終了♪ 全日本S2クラスの練習走行はライダースミーティング後の朝一番早い時間帯なので、こりゃヤバいゾと焦ってたところでした。ありがとうございましたm(__)m
そのほかにもこの日は多くのメンバーにサポートしてもらえて、自分では何もできない僕としてはとてもありがたい限りでした。

朝の練習走行だけは新品スリックタイヤで走れたものの、予選以降は雨。朝から新品スリックに交換して気持ちを切り替えたのに「結局、雨降るんか~い…」とテンションさげさげです… そしてタイヤ交換作業は本当に気を付けてやりました。自分の整備能力を信じてないのでホイール交換だけで対応できるよう準備してるけど、それでも過去にこのエビスでも整備ミスでやらかしてるんで…
↓18年のエビス戦では、ストレートエンドで前転してリタイヤで終了…↓
ダート攻略の出来が大きなポイントになったレース
エビスのコースは雨が降っても3つあるダートのうちジャンプのある第2ダートはカットされるものの残り2つは継続使用。僕もほかのクラスのレースを観戦して思いましたが、特に第1ダートは観客席からも見えるしうまい人は明らかに速いので見ごたえありましたね。

この雨のコンディションで走る方は大変でした。急に大粒の雨が降ってくるし、霧はでてくるし、路面も以前の雨のエビスならしっかりグリップする印象だったんだけど、今回はさらに雨量が多かったからかコース改修の影響なのか、突然グリップ感がなくなるとこがあったりでホント難しかったです。予選タイムアタック1本目の1周目からすっころんでビビりまくりですw

さて、リザルトで自分のラップタイムの推移を振り返ってみると、最後のヒート2ではベストラップを1分2秒台まで詰めることができてます。まだまだ上位クラスはもちろん中盤の全日本S2参戦者にもかなわないけど、最後のヒート2でようやくダートで走り方をコツをつかみ、ダートだけなら前を走るライダーとの差は詰められる手ごたえも持つことはできました…
とはいえ、実際は、事前に練習してきたことが、本番でテンパってるのもあって全然できなかったというのが本音。直前のイワイサーキットのターマック練習では無理せず自己ベストを更新して安定して走れたので少し期待はしてたんですが(^^; レース後に参加者のベストラップを見比べるとあと0.5秒から1秒、それと周回中に各所で発生するミスを減らしてようやく第2集団のなかでレースできたかもな?という手ごたえでした。まぁ言うは易しで実際は容易じゃない差だと思います。
↓MFJの公式リザルトはこちら↓
リザルトみて思ったのは、S2クラス(250cc)上位3人のベストラップは、S1オープンクラス(450cc)の上位と同じ59秒台。同じコースを走った僕としては、これだけパワー勝負のストレートが多いコースでどうやったら450ccのバイクと同じタイムで走れるんすか!?とは思います…

次のレースに向けての課題
今年の夏は去年に怪我した鎖骨の抜釘手術とリハビリで、バイクはお休みになる予定ですが、次にでるレースへの反省点として、慣れないコースへの順応を早める工夫をしなきゃだと思っています。ただコースに順応といっても、技術面より先に心がビビってるのが問題のような気がしています。怖いからと徐々に限界をあげてたらヒートレース本番までに時間が足りないし… でもケガはしたくないし… モトクロスのジャンプも一緒ですが、やればできるんだけどやるまでが怖いってやつですね。とはいえ、そこで無理するとやらかす危険性も一気に高まるし悩みます。
最近は、僕レベルのど素人ライダーは、ダートでもターマックでもまだまだ技術で詰められるタイムが大きいはずで、怖いと思うレベルの無理な練習をするとケガに直結するので、基礎技術をあげることで速くなりたいと思って練習しています。ただ、レースとなるとある程度怖いと思う限界までやんないと、周りと差が大きいのもあらためて実感。日々の練習でケガしない程度に徐々に限界を上げるようチャレンジするしかないか。
まとめ
ということで1年以上ぶりに参戦した全日本スーパーモト選手権@エビスサーキットでしたが、まだまだ足らないところが山ほど。5年前から比べるとモトクロスもターマックも練習しているコースのベストラップは着実に更新してるし、できることも増えてきてるので地力は上がってきてる手ごたえはあります。
これからは、この手ごたえをレースでも発揮できるようにしていきたいところ。ただ、レースとなるとまだまだ参戦数も少なく経験不足。今年はまた手術&リハビリがあるからしばらくバイク自体もお休みですが、来年は年2、3戦でる計画でしっかり準備するゾ!